できる限り
歯と神経を残す
むし歯治療

住吉歯科careクリニックでは、むし歯をただ削って詰めるだけの治療はいたしません。将来的な健康まで考えて、「できる限り歯と神経を残すむし歯治療」にこだわっています。
歯を削った箇所を補う詰め物・被せ物も、ご希望やご予算に合わせて選べるよう豊富な種類をご用意しています。

むし歯とは?

むし歯はお口の中の細菌が、食事に含まれる糖をエサにして酸をつくり、歯を溶かしてしまう病気です。初期症状がほとんどないため、発見が遅れたり、再発を繰り返したりして、歯を失う方が少なくありません。そのため、40代までの日本人が歯を失う原因の第一位(※)となっています。
歯は削れば削るほど強度を失うため、できる限りむし歯を早期に発見してなるべく歯を削らないことと、再発防止に努めることが重要です。

※出典:厚生労働省e‐ヘルスネット_歯の喪失の原因

むし歯の進行

むし歯(C1)

歯の表面のエナメル質のみ、溶かされた状態です。
自覚症状:ありません。
治療:削る必要はなく、適切な歯磨きとフッ素塗布で進行を防ぎます。

象牙質まで進行したむし歯(C2)

歯のエナメル質が溶かされ、その下の象牙質までむし歯が進んだ状態です。
自覚症状:食事によってしみたり、痛みを感じたりするようになります。特に冷たいものがしみます。
治療:むし歯に感染した部分を削り、詰め物や被せ物で補います。

神経まで進行したむし歯(C3)

エナメル質と象牙質を溶かしきったむし歯が神経にまで到達した状態です。
自覚症状:何もしていなくてもズキズキと痛み、頬が腫れることもあります。
治療:感染した神経を除去して炎症を抑える根管治療を行います。ただし、抜歯を避けられない場合もあります。

歯根だけ残ったむし歯(C4)

歯の上の部分がすっかり溶けて、歯の根しか残っていない状態です。
自覚症状:神経が死んでしまい、痛みはありません。ただし、放置すると感染が広がって発熱することもあるため、すぐに受診が必要です。
治療:治療は施せないため、歯を抜きます。さらに歯肉を切って膿を出すなどの外科処置が必要な場合もあります。

住吉歯科careクリニックの
むし歯治療の特徴

できる限り歯と神経を残す

治療後も歯の強度を保つには、歯の神経を残し、削る量を最小限に抑えることが重要です。特に神経を抜いてしまうと、歯は栄養や酸素が断たれて寿命が短くなってしまいます。
当院ではできる限り歯と神経を残すため、拡大鏡やMTAセメントを活用し、精密な治療に努めています。

拡大鏡

拡大鏡は患部を2.5倍~8倍にして見ることがでる装置です。感染部分を鮮明に捉えられるため、歯の削り過ぎを減らし、より精密な治療を実現できます。

MTAセメント

「MTAセメント」とは、強い殺菌効果と高い封鎖性をもつ歯科専用のセメントです。むし歯で神経が露出してしまった場合も、MTAセメントで封鎖することで保護され、神経を残せる可能性が高くなります。また、生体親和性が高いため身体にやさしく、歯質の再生も期待できます。
※自由診療です。
※定期的なメンテナンスが必要です。
※時間が経つにつれ収縮するため、隙間ができてしまうことがあります。

ニッケルチタンファイルを使った
根管治療

根管治療とは、感染した神経を歯の根から除去する治療です。抜歯を避けるためにやむを得ず神経を抜く場合にも細心の注意を払って、より精密な根管治療を行います。
根管内の治療には通常のものより柔軟性と操作性にすぐれたニッケルチタンファイルを使用。感染箇所の取り残しを防いで、むし歯の再発予防に努めています。

むし歯治療で使われる
詰め物・被せ物

<保険診療のむし歯治療 
インレー(部分的な詰め物)>

  メタルインレー レジンの詰め物(レジン充填)
イメージ
特徴 金属素材でできており、いわゆる「銀歯」と呼ばれる詰め物です。 白い歯科用プラスチック「コンポジットレジン」を削った部分に直接詰める治療です。
メリット 強度があるため奥歯にも使用できます。 型取りが不要で、1日で治療を終えられます。費用を抑えながら、白い詰め物にできます。
デメリット 目立つため審美性に劣ります。また、歯ぐきの黒ずみや金属アレルギーのリスクがあります。 変色しやすく徐々に黄ばんできます。また、強度が低いため大きなむし歯の治療には向いていません。

<自由診療のむし歯治療 
インレー(部分的な詰め物)>

  セラミックインレー ゴールドインレー
イメージ
特徴 審美性にすぐれ、天然の歯のような質感をもつオールセラミックの詰め物です。 おもに「金」を使用した詰め物です。
メリット 審美性、耐久性にすぐれ、美しさを保ったまま長く使えます。また、二次むし歯になりにくいこともメリットです。 金属でありながら、金属アレルギーを起こすことがほとんどありません。また、やわらかいため噛み合う歯を傷めにくく、長く使えます。
デメリット 金属ではないため、強い衝撃でまれに破損することがあります。 非常に目立ちます。また、金の時価により価格が変動することがあります。

※定期的なメンテナンスが必要です。

<保険診療のむし歯治療 
クラウン(全体を覆う被せ物)>

  メタルクラウン
イメージ
特徴 金属素材でできており、いわゆる「銀歯」と呼ばれる被せ物です。
メリット 強度があるため奥歯にも使用できます。
デメリット 目立つため審美性に劣ります。また、歯ぐきの黒ずみや金属アレルギーのリスクがあります。

<自由診療のむし歯治療 
クラウン>

  セラミック
クラウン
ゴールド
クラウン
メタルボンド
イメージ
特徴 審美性にすぐれ、天然の歯のような質感をもつオールセラミックの被せ物です。 おもに「金」を使用した被せ物です。 内側は金属で、目立ちやすい外側部分には陶材を焼き付けた被せ物です。
メリット 審美性、耐久性にすぐれ、美しさを保ったまま長く使えます。また、二次むし歯になりにくいこともメリットです。 金属でありながら、金属アレルギーを起こすことはほとんどありません。また、やわらかいため噛み合う歯を傷めにくく、長く使えます。 金属の強度をもちながら、審美性にもすぐれています。
デメリット 金属ではないため、強い衝撃でまれに破損することがあります。 非常に目立ちます。また、金の時価により価格が変動することがあります。 金属アレルギーや歯ぐきの変色を引き起こすことがあります。
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